[2016.04.12] 【戦評】悔しくも前日のリベンジならず。
■第1Q 18-23
作治う悔しい敗戦となった福島が菅野の3Pで先制するとゴール下でトリースが奮闘。開始3分ほどで4-10とリードする。青森はペリーが仕掛けていくも福島の守備に捕まる。しかし外から北向のシュートが決まり始める。その後も果敢に攻めていく青森がガード陣の活躍で終盤に追い上げると守備でも福島のミスを誘う。一時2点差まで詰めるも、ナッシュの個人技で5点差。
■第2Q 38-35(20-12)
第1Qの終盤のように積極的な守備からボールを奪う青森が北向の3Pで先制。その後も外から北向が射抜けば、代わって入った澤口が切り込んでリズムを作るなど流れをつかむ。福島はタイムアウトをとり、インサイドから攻めていく。狩俣の3Pも決まって追撃。お互い譲らずに後半へ。
■第3Q 54-53(16-18)
序盤からナッシュにボールを託す福島はトリースとの連携で攻めていく。自陣からもっていきファウルを得るなど存在感を出していく。青森は後半も好調の北向が外角を決めるも、その後はインサイドの厚い守備を崩せず。それでもペリーの3Pでリードを譲らず。
■第4Q 84-79(30-26)
第3Qで勢いづいた福島は村上の3Pで逆転。青森はマーリーが切り込んで崩していくと小島の3Pが決まる。お互い得点を決めあう展開の中、青森はペリーとマーリー、福島はナッシュが決めあう。緊迫した展開の中、残り1分にナッシュのバスケットカウントで2点差に詰めるも、マーリーのドライブをファウルでしか止められず。青森が大きな連勝。
■全体
序盤から得点の奪い合いとなる中、福島はナッシュが39得点と孤軍奮闘。最後まで青森を追い詰めた。しかし、序盤に北向の外角が好調でアウトサイドから攻めると、終盤にはペリー、マーリーの2人が勝負所で決定力を見せた。
■観客数:3107人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
◆アウェイ 福島ファイヤーボンズ 藤田弘輝HC
選手たちはいいエナジーで取り組んだが、フォーカスレベルとエナジーレベルを40分間続けなければならない。もう一度集中力を高め、チームがひとつになるようにしたい。
◆ホーム 青森ワッツ 佐藤信長HC
出だしは昨日のようにはならずよかった。また中島やアリフらリザーブの選手がしっかり繋いでくれた。今日のようなカタチで、ディフェンスから頑張ってチームの流れをつくっていきたい。