[2016.02.01] 【戦評】福島ファイヤーボンズ、信州の勢いを止められず敗戦
いつも福島ファイヤーボンズを応援いただきありがとうございます。
1月30日(土)の戦評からです。
■第1Q 16-16
序盤はナッシュが個人技に友利の3Pを引き出すなど攻撃をけん引し、7-0とスタートダッシュに成功。長野は早々にタイムアウトをとらざるをえず。それでもギブソンが内外から得点を決めるなど反撃を開始。齊藤洋の3Pで流れを変えると、速攻も決まって長野ペース。終盤には激しい主導権争いの末同点で最初のQを終える。
■第2Q 36-44(20-28)
菅野が連続で3Pを決めるも、素早く攻めていく長野ペースで開始。ギブソンがファウルを受けながらダンクを決めて勢いづくと、和田の3Pなど内外から巧みに攻めていく長野が点差を10点に広げていく。福島はナッシュにボールを集めて打開を図ると狩俣が終盤に3Pを決めて8点差に。
■第3Q 57-74(21-30)
長野の積極的な守備とリバウンドで得点を決める長野に対して、福島はミスが目立つ。好調のベルとギブソンの2人を軸に攻めていく長野がじわじわと点差を広げていく。中盤にはお互いアウトサイドから決めあうなど福島も負けじと返していくも、勢いで勝る長野が主導権を握って最終Qへ。
■第4Q 75-95(18-21)
流れを変えようと狩俣がバスケットカウントを決める。しかし、好調のベルが外角を決めると、ギブソンを止められず、早くもタイムアウト。ナッシュを投入してボールを集めていくも、得点の奪い合いでは長野に軍配。インサイドでも巧みに攻めていく長野がそのまま追いつかれることなく勝利。
■全体
お互い外角も高い精度で決めていったが、ベルやギブソンがビックプレイを決めて流れをつかんだ長野が勝利を手にした。ギブソンが30得点、ベルが29得点と2人が攻守をけん引した。福島もナッシュ中心に奮闘するも、勢いで勝った長野を追い上げることができず。
■観客数:995人
信州 棟方コーチ
順位でいくと、格上のチームと戦うということだったが、自分たちも外国人が3人戻ってきてからはそんなに状態として悪くないし、戦えないチームではないということをチーム全体で思えてきている。自分たちの強みであるインサイドを中心に、インサイドはどこにも負けないと自信を持って、福島に乗り込み最初の一戦を戦った。今日は、自分たちのペースでできた試合だった。我々は強くなったということを証明し、しっかり2勝して帰りたいです。
福島 藤田コーチ
ホームでこのような恥ずかしい負け方をしたことがとても悔しいです。後半1発目の試合でメンタルのタフさも感じられなかったし、チームでやるべきことが全くできておらず、準備をさせられなかったので、非常に責任を感じています。明日、プライドもって戦いたいと思います。
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント