[2016.02.07] 【戦評】福島ファイヤーボンズ、ダブルオーバータイムの激戦に秋田に競り負ける。
いつも福島ファイヤーボンズを応援頂きありがとうございます。
残念ながら、ダブルオーバータイムの激戦も秋田に屈してしまいました。
戦評です。
■第1Q 20-21
立ち上がりに目立つ秋田。福島はインサイドにあて、狩俣の連続3Pが決まる。大塚のバスケットカウントで秋田も対抗。秋田はナッシュを警戒し徹底マーク。攻撃では田口の活躍で僅かにリード。秋田の守備に苦労する福島だが確率のいい外角で追い上げる。
■第2Q 45-44(25-23)
開始から大塚からターナーと攻撃がかみ合う秋田。モリソンがリバウンドから加点するも、福島・菅野が2本目の3Pを決める。村上が攻撃のリズムを作る福島に対し秋田はタイムアウト。終盤にロビーが巧みなドライブからファウルを得ると自ら速攻も決める。
■第3Q 66-70(21-26)
友利が3Pを決めれば、秋田も水町が3Pで返すなど譲らない。ゴール下ではモリソンが奮闘して流れを引き寄せていく。田口の外角も決まってリードを奪い返す。福島はタイムアウトをとり、好調の菅野を投入。3Pを身度と決めるもミスからカウンターを食らって4点差。
■第4Q 90-90(24-20)
インサイドのトリースから巧みに加点する福島がじわじわと追い上げを図る。守備でもプレッシャーをかけてチャンスにつなげる。秋田はターナーのリバウンドでつなぐと田口の3Pで盛り返すなど譲らない。終盤にはナッシュが勝負強さを見せてリードするも、残り16秒でモリソンのダンクを引き出しOTへ。
■OT1 101-101(11-11)
福島はエースのナッシュにボールを集めていく。秋田はボールをシェアし巧みに攻めていくとロビー、高橋と外角を決めてリード。終盤にトリースがリバウンドをもぎ取ると狩俣がタフショットを決め同点に。再びOTへ。
■OT2 111-114(10-13)
福島が先制するも、モリソンのダンクで勢いづく秋田。ペイントエリアでの執拗な守備をみせるとモリソンが髙橋のシュートをフォロー。しかし福島も素早い攻撃で追いすがる。残り19秒、ナンバープレイから裏を取ったターナーがダンクを決めて逆転した秋田が勝利。
■全体
立ち上がりからお互い譲らず僅差での激しい緊迫した試合となった。ナッシュが39得点、ロビーが40得点と両チームともエースが活躍するなど見ごたえのある試合となった。
■観客数:1673人
秋田 長谷川コーチ
前半相手に早い展開からオフェンスをやられるケースが多く、後半そういった部分のディフェンスを修正して何とか自分たちのペースに持って行ったが、正直どちらが負けてもおかしくないゲームだった。延長戦に持ち込まないゲームをもっとしていかないといけない。明日、しっかり相手のトランジションオフェンスを抑えられるように、また、狩俣、ナッシュの得点を一点でも抑えられるようにしていきたい。
福島 藤田コーチ
こういった僅差のオーバータイムの試合に勝たせてあげられなくて、非常に悔しい。明日、頑張ります。