[2015.03.02] 3/1(日)福島VS横浜戦評 福島チーム総力戦も、あと一歩及ばず!観客数:2031人@福島市国体記念体育館
■第1Q 15-24
序盤は点を取り合い互角の展開となるが、5分経過後のタイムアウト以降、均衡が崩れ始める。それまでは2ゴール差の中での攻防が続いていたが、福島はシュートミスが目立ち始め得点を伸ばせない。その間に横浜は斎藤の3P・マーシャルの得点などで差を広げていき、9点リードで第2Qへ。
■第2Q 29-48(14-24)
開始直後から横浜は積極的の攻撃を仕掛けていく。9連続得点で流れに乗った横浜は守備にも力が入り始め、福島へ簡単に点を与えない。福島は増子が相手の隙をついたペネトレイトなどで得点しなんとか食い下がるも、シュート精度は低いまま。横浜はディフェンスリバウンドを多く奪い、さらに得点を増やしていき、29-48で前半終了。
■第3Q 55-74(26-26)
引き続き横浜ムードで試合が進み、山田の3P・ラーカイ・ホールなどの得点で22点差にまで広げる。しかし残り8分22秒、福島は選手交代で菅野を入れると、菅野が2連続で3Pを決め、続いてモリス・村上も3P、さらに狩俣がゴールするなどして一気に12点差にまで縮める。横浜はこの勢いを止めるためにさらに怒涛の攻撃を仕掛け、19点差で最終Qへ。
■第4Q 80-98(25-24)
調子の上がってきた福島はパスもうまく通るようになり、シュート精度も上がってくる。対する横浜も攻守共に安定したプレイで点を重ねていく。福島は村上・狩俣が3P中心に、モリス・ヒューズがインサイド中心に攻めて逆転を狙う。最後は一進一退の攻防戦となるが、横浜は得たフリースローを確実に決めるなどし、前半の点差を守りきり18点差で勝利する。
■全体
シュート数・決定率の差は大きくはなかったが、フリースローの数が横浜の方が23本多かったのに加え、フリースロー決定率が81%とここで大きな差ができてしまった。また、リバウンド数も試合を通して毎Q福島は横浜に約2倍多く奪われており、青森戦で負傷したシャノンの離脱が響き始めてきた。横浜は本日の勝利でシーズン通算100勝を達成。
■観客数:2031人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
福島藤田コーチ
二日間、福島市で2000人を超えたブースターの前で試合ができ、とても感謝しています。勝利を早く福島市でも見せられるよう、来週からしっかり練習したいです。
横浜マイケルコーチ
福島は、厳しい状況のなか、ハードに戦っていた。我々は、昨日と反対で今日は出だしがよく、リードを奪ったあと少し緩んでしまい、福島にチャンスを与えてしまったが、高いレベルで40分間プレイしたい。今季初の2連勝というのは選手をほめたいと思います。
■ベストプレイ
第1Q 残り3:48 横浜・マーシャルの相手を引き離す2連続ポイント
第3Q 残り8:06 福島・菅野の流れを引き寄せる連続3P
第4Q 残り0:45 横浜・久山の相手に逆転のチャンスを与えないDiffリバウンド