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[2016.02.02] 【戦評】福島ファイヤーボンズ前日のリベンジ!ハイスコアゲームに競り勝つ!

いつも福島ファイヤーボンズを応援いただきありがとうございます。

2日目の戦評です。この試合で友利選手、bj通算400試合出場を達成しました。

 

■第1Q 28-29

立ち上がりから激しい攻防を仕掛ける両チーム。長野はギブソンを基点に福島の裏を突く。素早い攻めを展開してリズムに乗る。福島は鹿野がナッシュにベタ付きでつくも、巧みなドライブでかわしていく。しかし、鹿野が攻撃でも果敢に切り込むなど攻守でチームをけん引する。ブザービーターも決め1点リード。

 

■第2Q 48-52(20-23)

開始17秒で村上の3Pで福島が先制する。ベルからのアシストでギブソンが豪快なダンクを決めるなど長野も譲らない。Qが変わっても攻撃的に攻めていく両チーム。福島はインサイドでトリースにボールを集めて攻略していく前線からプレスをかける長野が守備から反撃し、3分切ったところで9点リード。終盤にナッシュのダンクに村上の外角で福島が追い上げて後半へ。

 

■第3Q 79-78(31-26)

お互いゴール下から攻め入るも、長野・ギブソンが外角も決めていくなど攻撃をけん引。福島はしつこいマークを巧みにかわしてミドルから決めていく。狩俣も果敢に切り込むも長野の集中した守備を前に思うように形を作れず。反対にカウンターを許してしまう。後半、ナッシュの個人技と菅野の外角で福島が逆転に成功して最終Q。

 

■第4Q 108-102(29-24)

ゆっくりボールを回して攻撃を組み立てる福島。立ち上がりはお互い堅い守備で簡単には得点に結びつけられず。3分を切ってからトランジション早く攻める福島がトリースの豪快なダンクも決まって8点差に。長野はたまらずタイムアウトをとるとギブソンを投入。3Pにペイントエリアから攻め立てじわじわと点差を縮める。5点差まで追い上げるも、残り51秒にナッシュのダンクで勝負あり。

 

■全体

第1Qから激しい得点の奪い合いとなる中、ナッシュが43得点、ギブソンが35得点とエースが攻撃をけん引した。長野は鹿野が20得点と力を発揮すると守備でもナッシュ相手に奮闘するが、勝負所でのナッシュの決定力で福島に軍配が挙がった。

 

信州 棟方コーチ

アウェイで2勝する難しさを感じました。昨日と同じような入りはできており、出だしは悪くなかったと思う。コーチとして、前半の選手の起用が少し間違ったかもしれないと反省している。ただ、チームとして戦うには誰が出ても同じようにできなくてはならない。今日は前半、ある場面で大きくリズムが崩れてしまい、引き離せるところで追いつかれてしまった。ナッシュ選手は、メンタル面も点数をとることへのどん欲さも素晴らしい。福島が強い訳がわかった。また、日本人選手たちの確率もよく、最終的な勝負どころで自分たちとのその差が後半に出たのではないかと思う。しかし、現在4位の福島に競れたのは自信にも繋がったし、次のステップにも繋げていきたいと思います。

 

福島 藤田コーチ

信州は、個人能力が非常に高く、2日間ともタフなゲームでしたが、ホームの皆さんの声援と後押しのおかげで勝てたと思います。まだまだチーム全体に共通認識をさせなくてはならないところもあるし、チームの質を後半戦、そしてプレイオフに向けて高めていかなければならないので、しっかり練習から取り組んでいければと思います。友利選手が今日で400勝出場ということで、誰にでもできることではないし、彼がずっとこれまでのキャリアの中で一生懸命築いてきたものがこういった形に結びついたと思います。

 

■観客数:1476人

 

■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント