[2016.02.28] 【戦評】信州の連勝の勢いをとめられず敗戦!!
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長野でのアウェー戦1日目の戦評です。福島は連勝ストップ、信州は7連勝になりました。
■第1Q 20-22
ギブソンの3Pで始まったこの試合、福島も友利の3Pで返すなど序盤から激しい主導権争い。長野はベルとギブソンにボールを集めていく中、福島はナッシュが内外から攻めていく。一進一退の中、ベルがオフェンスリバウンドを奪ってリード。しかし、終盤に野上の3Pで福島が逆転したところで第1Q終了。
■第2Q 53-40(33-18)
パスワークから鹿野の3Pで長野が先制する。インサイドから攻める福島だが、長野の粘りの守備でなかなか得点につながらない。反対に長野はリバウンドからベル、さらに鈴木の外角で福島を崩していく。福島はタイムアウトをとり、ナッシュの個人技でつなぐもギブソンの決定力に和田の3Pなどで長野が13点リード。
■第3Q 72-68(19-28)
後半に入ってもベルがリバウンドで競り勝つなど長野がリード。しかし、福島は菅野が連続で3Pを決めて反撃ののろしをあげる。守備でも気迫のディフェンスで長野ミスを誘うと、中盤にはナッシュの個人技で追撃。中盤には2点差に。長野はタイムアウトをとるも福島の猛攻にある中、ウォルフィンガーの粘りのブロックなどで長野が何とか4点リード。
■第4Q 99-89(27-21)
開始からお互い積極的に攻める中、守備でも奮闘して簡単には得点を許さない緊迫した展開。開始2分50秒に福島はナッシュを投入してフリースローから加点。長野はギブソン、福島はメリエックスにボールを集めていきお互い得点を奪い合う。残り3分18秒で2点差。終盤、鹿野が2本の3Pで6点差に広げると、ベルがここでもリバウンドを奪って勝負あり。
■全体
序盤から得点の奪い合いとなる中、第2Qで長野がベルのリバウンドとギブソンの決定力でリードを得た。福島も菅野の3Pから反撃するとナッシュの個人技で猛追するなど終盤は真っ向勝負の緊迫した展開に。最後は鹿野が2本の3Pを決めた長野がホームで大きな勝利を得た。
■観客数:1077人
■福島 藤田ヘッドコーチ
主力選手が3人ファウルアウトし、33本もフリースローを打たれ、勝負にならなかった。ギブソン選手はやはり能力の高い選手で、作戦を練って挑んだが、うまくいかなかった。ただ、選手はそんな中でもよく戦ったと思う。明日は必ず勝つ。
■信州 棟方ヘッドコーチ
まずは「勝利」という結果を嬉しく思う。チームは勝つことで強くなってきている。ただ、今日の試合はやりたいかったことをすべてできたわけではなく、特に3Qに課題が残った。明日はそのようなことがないよう、再度戦いたいと思う。
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント