[2016.03.22] 【戦評】埼玉の追撃も福島が追いつかれずに快勝
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3月19日(土)の埼玉アウェイ戦の戦評です。
■第1Q 16-25
アウェイの福島は長短織り交ぜた攻めで序盤から埼玉の守備を崩していく。ホームの埼玉はハリスにボールを集めていくと決定力を見せる。モリスのダンクなども決まってリードする。福島はメリエックスを投入してリバウンドを奪うとナッシュの個人技や狩俣、野上の3Pで9点差。
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■第2Q 37-44(21-19)
埼玉の積極的な守備を前にミスを立て続けにしてしまう福島。ターバーのシュート力で点差を詰める。しかし福島・野上のシュートが立て続けに決まると3Pも決めて埼玉の流れを切る。オフィシャルタイムアウト後、モリスのダンクと栗原の外角で再び追撃を試みる。その後もモリスが攻守で活躍して7点差。
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■第3Q 45-75(8-31)
後半に入ってもモリスがブロックに攻撃とチームをけん引する。しかし福島はトリースがゴール下で奮闘してチャンスを拡大すると菅野の外も決まって6分12秒には20点差に広げていく。埼玉はターバーを投入してアウトサイドから攻撃をかけるも埼玉の守備を前に精度が上がらず。30点差に。
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■第4Q 62-89(17-14)
後がない埼玉は積極的に外から狙っていくも決まらず。反対に内外から攻めていく福島の攻撃におされてしまう。トリースにダンクを決められ埼玉は早々にタイムアウト。選手を入れ替え守備でもプレッシャーをかけていくと福島の攻撃のリズムを崩す。しかし攻撃では福島の守備を崩しきれず、ターバーがシュートを確率よく決めるも流れを引き寄せるには至らず。
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■全体
序盤からリバウンドとアウトサイドが好調だった福島がリードを得ていると、後半も一度も追いつかれることなく逃げ切った。埼玉はターバーとモリスが中心となって追い上げていくも、勝負所で野上にシュートを決められ追い上げるチャンスを逸してしまった。
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■観客数:1344人
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■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
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<福島・藤田ヘッドコーチ>
最初からエナジーを出してディフェンスからトランジションにつなげ、ボールもよく回り福島らしいバスケができた。選手たちがよく徹底してくれた。明日は同じようにはいかないだろうが最初から集中して挑みたい。たくさんのブースターが福島から来てくれたことはありがたい。明日もブースターのために勝ちたい。
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<埼玉・小野寺ヘッドコーチ>
オフェンスもディフェンスもチームバスケットを徹底しなければいけない。セルフィッシュなプレイが目立ち、コートもベンチもフラストレーションがたまる試合だった。こんなのはバスケットではない。明日はチームプレイを遂行したい。