[2016.03.29] 【戦評】前半を17失点に抑えた福島がプレイオフ進出を決める
■第1Q 25-8
福島のゾーンDFに対して横浜はボールを回し、山田が外から狙っていくも決められず。対してホームの福島は菅野やトリースが外から決めるとナッシュの仕掛けからパスワークでフリーを作って7-0。横浜はその後も福島のゾーンDFに攻めあぐねる中、終盤にリバウンドからから加点するが、終了間際に狩俣に外から決められ17点差。
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■第2Q 37-17(12-9)
第2Qに入っても横浜のミドルシュートが決まらず。先制したのは福島・野上の3P。劣勢の横浜はボールマンにプレッシャーをかけ、福島のシュート成功率を下げることに成功し、一転ロースコアの展開に。終盤にナッシュを投入した福島は個人技から加点する。しかし横浜も警戒を怠らずミスを誘うと蒲谷の3Pがようやく決まる。20点差で後半。
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■第3Q 49-38(12-21)
立ち上がりから山田のアシストからシュートが決まり始める横浜だが、肝心の蒲谷、山田のシュートタッチが冴えない。福島は対照的に菅野が2本の3Pを決めるなどアウトサイドが好調。しかし山田の積極的なアタックからチャンスを作るとジョンソンのゴール下も決まるなど横浜がペースを握って最終Qへ。
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■第4Q 78-56(29-18)
序盤から激しい攻防で始まった第4Q。早々に追いつきたい横浜はジョンソンにボールを集めるも福島の守備に阻まれ、反対にゴール下からメリエックス、ナッシュの個人技に出鼻をくじかれてしまう。開始2分で55-41。オフェンスリバウンドに果敢に絡み加点につなげ、山田のミドルも決まるが、ナッシュの1本を止められず。福島が22点差で勝利した。
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■全体
第1Qでアウトサイドが不調な横浜に対して、着実に加点していった福島がそのままリードを保って勝利した。第3Qでようやく外が決まりはじめ点差を縮めるも第4Qの序盤で再び福島に突き放されてしまった。福島は守備で横浜のオフェンスを前半17点に抑えるとミスも8本と少なかった。
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■観客数:1827人
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■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
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横浜青木コーチ
試合の出だしが最後まで響いた試合だったと思う。試合の出だしで点差が離れたところで途中第3クォーターまでで追いつきかける場面で最終的に第4クォーターで追いつくのにパワーを使いすぎて逆転するところまでいかなかった。責任を感じている。まだ残り6試合、その中でプレイオフ目指してブースターのために戦い、横浜としての存在意義を出して、自分たちが横浜の歴史の1ページを築いているという自覚を持って最後まで戦いたい。
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福島藤田コーチ
40分間選手たちがディフェンスを本当に頑張ってくれた。今日はディフェンスに尽きると思う。ホームでプレイオフを決めることができてよかった。まだまだホームプレイオフ開催、有明、優勝に向けてひとつひとつのことをチームとしてステップアップしていきながら、シーズン終盤戦しっかり戦っていきたいと思う。