[2016.04.06] 【戦評】守備で流れをつかめず惜敗
■第1Q 20-25
立ち上がりは福島が好スタート。ナッシュが外から着実に決めていくと友利の仕掛けからインサイドと開始2分半で3-9。秋田はロビーが切り込むも堅いマークにあう。何とかチャンスメイクするも少しでも空いたらシュートを放つナッシュを止めれずに9点差。終盤に好守からチャンスを掴んだ秋田は大塚の3Pなどで5点差に詰める。
■第2Q 38-38(18-13)
村上の3Pで福島が先制点を挙げて第1Q終盤の秋田の勢いを止める。その後も村上が果敢に狙っていく。秋田は外が決まらず得点が伸びないも、守備で集中しトランジション早く攻めて食らいついていく。徐々に秋田が試合の主導権を握っていくとロビーの3Pで3点差。福島はナッシュを投入するが、ターナーの献身的な守備で奮闘すると攻撃では田口、竹野が決めていき同点に。
■第3Q 56-50(18-12)
大塚が3Pを決めると竹野が巧みなドライブで中を割って加点するなど秋田の攻撃がかみ合い、リードを得る。福島はナッシュから友利の3Pが決まるなどパスを回していく。好調のロビーが攻撃をけん引する秋田がリード。終盤にナッシュをベンチに下げる福島は、狩俣が奮闘して何とか6点差でちなげる。
■第4Q 75-63(19-13)
序盤から激しい攻防を展開する両チーム。トリースがポストプレイで先制する。秋田は日本人選手が外から仕掛ければ中からはターナーが仕掛ける。福島はメリエックスが内外から狙っていくとリバウンドでも奮闘。中盤に両チームともエースを投入する中、秋田・モリソンのインサイドプレイが光ると、最後まで集中した守備で福島の追撃を許さず。
■全体
アウェイの福島が序盤に好スタートを切ったが、守備から流れをつかんだ秋田が盛り返した。特にターナーとロビーがナッシュを抑えるとリバウンドでは福島を圧倒。攻撃では主力の5人が二ケタ得点と福島に的を絞らせなかった。一方の福島はナッシュが29点の活躍。
■観客数:2905人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
福島藤田HC
1Q以外はオフェンスが回らない状況だった。リバウンド、ルーズボールを徹底しないとこういうゲームは勝ち切れない。明日はしっかりと勝ち切りたい。
秋田長谷川HC
相手の早い展開を抑えて、自分たちのオフェンスが出来た。
細かい課題はあるけれど、自信を持てる部分も多くあった。
明日は今日以上のディフェンスをしなければならない。