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[2016.04.06] 【戦評】秋田が東北ダービーを制す

■第1Q 22-14

立ち上がりから秋田のシューター陣が精度の高いシュートを沈めていくと、ロビーが序盤から積極的に仕掛けてリズムを作っていく。福島は秋田の堅守を前に出だし躓くも友利が3Pを沈めて落ち着きを取り戻す。しかしナッシュのドライブをうまく封じられると外も思うように点が伸びず、反対に秋田の多様な攻撃に後手に回ってしまう。村上の2本の3Pに助けられ8点差。

 

■第2Q 48-3826-24

1Qの流れのまま、竹野が果敢にアタックして攻撃を組み立てていくと、ターナーのダンクを演出するなどリードを広げる。福島はメリエックスが内外から狙っていくとトリースがインサイドで奮闘。オフェンスリバウンドを奪うなど存在感を出すと代わって入ったナッシュがすぐさま3Pを決めて7点差に。このまま福島ペースになるかと思われたが、田口の3Pがネットを突き刺さるとロビーも続くなど一気に秋田が攻撃で巻き返して後半へ。

 

■第3Q 67-6019-22

早く追いつきたい福島は友利が3Pで先制点をあげる。ナッシュにボールを預けてチャンスを作っていくも、守備では田口のシュートを止められず。中盤にターナーを投入するとゴール下へのアタックで福島の守備を崩すとロビーの1on1も決まるようになる。3分ごろからナッシュが内外で1人で9点稼ぐなど追い上げるを見せるが点差は7点。

 

■第4Q 97-7930-19

秋田は田口が決めれば福島はナッシュが返すなど激しい立ち上がり。トリースのインサイドに狩俣のシュートで追撃を図る。村上の3P3点差まで詰めるが、竹野からターナーへチャンスを作ると、続けて豪快なダンクを決めて会場を味方につける。その後はナッシュのドライブもフォローディフェンスでミスを誘って速攻につなげていく秋田が試合の主導権を握って快勝。

 

■全体

立ち上がりから秋田が攻撃がかみ合うと日本人選手のアウトサイドも効果的に決まった。ナッシュの1on1に対してもコンパクトな守りでミスを誘うと第4Qでは完全に試合の主導権を握った。竹野がゲームをコントロールし、田口のシュート力にロビーのドライブやターナーのアタックなど攻撃陣が好調だった秋田が連勝を飾った。

 

■観客数:3138

 

■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント

 

福島藤田HC

秋田の方が勝ちたいという気持ちが勝っていた。1Qからソフトに入ってしまい、メンタル面でチームを導けなかったことに責任を感じている。シーズン終盤、プレイオフに向けて様々な部分を修正していきたい。 秋田 長谷川 HC 昨日、今日と2試合連続自分たちのディフェンスとオフェンスが出来た。チームとして強い気持ちをもってゲームを進めることが出来た。今日のような試合を毎回続けられるように練習からしっかりと準備をしていきたい。

 

 

秋田長谷川HC

昨日、今日と2試合連続自分たちのディフェンスとオフェンスが出来た。チームとして強い気持ちをもってゲームを進めることが出来た。今日のような試合を毎回続けられるように練習からしっかりと準備をしていきたい。