[2016.05.02] 【戦評】今季終戦 秋田に競り負け
■第1Q 18-25
序盤からリズムよく得点を重ねる両チーム。福島は友利が外から決めればトリースがペイントエリアから攻めていく。秋田は果敢にガード陣が中に切り込んでいく。しかし、中盤にミスから失点。さらに友利が連続3Pを決めるビックプレイで点差を7点に。その後もナッシュの攻めでリードを守って第1Qを終える。
■第2Q 29-45(11-20)
第2Qも福島ペース。代わって入ったメリエックスがインサイドで巧みに秋田ディフェンスをかわすと外からも決める。秋田も負けじと大塚が外を決めるとトップから田口が仕掛けて追撃。5分終えて27-39。その後も福島が堅い守備で秋田の攻撃を防ぐと、トリースとメリエックスが奮闘して福島がリード。
■第3Q 53-59(24-14)
早く追いつきたい秋田はリバウンドから素早い攻めを展開して反撃。このスピーディーな攻めに福島は対応できず、ロビーが1人で8得点を稼ぐと、田口の3Pも決まって5点差に。福島はナッシュを下げるとインサイドから攻めて盛り返す。6点差で最終Q。
■第4Q 82-71(29-12)
開始13秒で菅澤の3Pで先制した秋田は守備でも前に攻めていく。攻撃ではロビー中心に攻めていく。福島はナッシュを投入するもミスから秋田にチャンスを与えてしまう。リバウンドでもターナーに奪われ、流れが悪い。秋田はその後も守備で福島にプレッシャーをかけると攻撃ではターナーが次々に加点。残り3分を切ったところでスティールからダンクを決めて会場は最高潮に。観客の声援を受けたホームの秋田がそのまま逃げ切った。
■全体
前半は福島がベテランの友利の活躍で試合の主導権を握っていったが、エースのナッシュが封じられてしまう。後半に入ると秋田が開始からスピーディーな攻めで試合の主導権を握ると、守備でも福島の攻撃を抑え、見事逆転勝利。
■観客数:3983人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
福島 藤田 HC
今日のゲームはチームとしてのファイトが本当に素晴らしかった。このチームで最後まで諦めることなく、勝利を目指せたことを誇らしく思います。勝利を信じて声援を送ってくれたブースター、関係者の皆さんにはもちろん河内コミッショナーを初めとする、bjリーグスタッフ及び関係者の方々にも感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
秋田 長谷川 HC
前半良くない流れの中で、我慢強く結果的によく頑張れたゲームだった。チーム全員がエナジーを出して流れを引き寄せることが出来た。今日の後半のようなゲームが出来ればどんな相手にも勝てると思う。来週以降も最高のゲームを目指していきたい。