[2019.11.28] 2019-20シーズン 財務課題の進捗・今後の取組み
昨日、財務課題の進捗・今後の取組みについて記者会見を実施しました。
記者会見時の宮田代表コメント全文はこちら
Bリーグではクラブライセンス交付規定の純資産基準により、2020年6月決算で債務超過を解消しなければ、シーズンの成績に関わらずB2のクラブライセンスは交付されません。福島ファイヤーボンズは、B2クラブライセンスを維持する為に、シーズン債務超過解消を必達しなければいけません。福島ファイヤーボンズは、2018-19シーズン決算で債務超過が約6,300万円残っており、この解消が2019-20シーズンの財務課題になっています。
なお、ライセンス判定が3月初旬に行われるため、2020年2月末時点での実績をもとに審査されます。
■2019-20シーズン福島ファイヤーボンズの財務課題に対する解消に向けて
① 増資による資本増強
・4,000万円の増資による資本増強
② 収入改善による黒字維持
・スポンサー収入・チケット売上等において2,000万円の改善を図る
③ 「福島ファイヤーボンズ応援支援金」による募集(1口5,000円)
・12月~2月の3ヵ月間にて1,000口、500万円を目標とする
■現在の進捗
① 増資による資本増強
→目標の30%強の進捗。また、ご返答待ちや今後ご相談させていただく企業様もあり、引き続き、増資目標4,000万円のクリアに努めてまいります。
② 収入改善による黒字維持
→スポンサー営業では現在ご相談させていただいている企業様もあり、今後も引き続き新規営業に努めてまいります。チケット(集客)施策としても12月からのホームゲームについて、福島ファイヤーボンズ応援回数券や後半戦のハーフシーズンパスの販売を開始します。
③ 「福島ファイヤーボンズ応援支援金」による寄付金募集
・1口5,000円として12月~2月の3ヵ月間にて1,000口、500万円を目標とします。
■今後について
今シーズンの財務課題として、債務超過解消のため6,300万円が必要でしたが、増資などで現在約2,000万円強まで積み上がってきました。
B2クラブライセンスを維持するために、2020年2月末までに、残り4,000万円の債務超過解消を達成していくことが今シーズンのこれからの課題となっております。
4,000万円の債務超過解消に向けて、全社を挙げて全方位で進めており、新規スポンサー獲得などのスポンサー収入、チケット収入、グッズ収入、応援募金他での改善に取組んでまいります。
レギュラーシーズンもこれから中盤戦を迎えます。
特にチケットの販売、集客に向けて様々な企画を実施していきます。
ライセンスの審査を受けるにあたり12/11~2/23のホームゲームまで10試合が非常に重要になります。
多くの皆さまにご来場いただくことで債務超過の解消を実現して、B2クラブライセンスを維持してまいります。
福島ファイヤーボンズに関わる全ての人、そして福島の子どもたちのために、地域の発展をともに目指して今後も活動してまいりますので、引き続き、ご声援、ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。
福島スポーツエンターテイメント株式会社
代表取締役 宮田英治